京都御池メディカルクリニック[予防医療、検査、がん治療]

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アンチエイジングアプローチの指標

4年前にクリニックを開業して以来、様々な疾患の患者様に保険診療では実施することのないアプローチをご提案して参りました。キャリアとして保険診療をずっとやってきたことから新しい種々のアプローチに、特に抗加齢医療(アンチエイジング)に対して、何をもってそれを評価するのか?ということが疑問でした。各種の点滴やサプリメント内服などについては体感で評価するのか、あるいは何らかの採血データか、はたまた体組成など他の測定結果か?当院では各種採血項目や酸化ストレス検査などを通して、アンチエイジングの指標とし用いています。それはそれで治療介入としての成果が出ているのか、あるいはすでに疾患などが存在していないかを調べるうえでは有用ではあるものの、日々進んでいる加齢に抗うことができているのか否かを直接調べることはできておりませんでした。今回エピジェネティッククロック生物学的年齢の検査を導入し、日々行っているアプローチの検証とフィードバックに用いて、皆様のアンチエイジングアプローチに伴走しようと考えています。自分自身の現在の位置づけを把握することで、食生活や運動など生活習慣改善の行動変容や点滴サプリメント等の介入の開始や変更などに有用な情報となると考えています。

私自身の結果は、現在44.42歳で生物学的年齢は46.77歳、現在の老化スピードは0.81歳/1年でした。当クリニックを開業するまでは仕事しかしていない感じで夜勤や連続勤務による睡眠不足、不規則な食事摂取、過度のプレッシャーやストレス、それを解消するための飲酒など正直あまりカラダにとっては良くない生活でしたが、ここ2-3年アンチエイジングの種々アプローチを行っており、老化スピードが抑制されていたのは、現状のアプローチが妥当と捉えられることができます。今回は掲載していませんがレポート結果からFitness Age=運動年齢も高く、去年から進めているハーフマラソンに向けてのトレーニングを大会終了後も継続的に実施して、老化に抗う(アンチエイジング)を続けようと考えています。

https://kyoto.krg.or.jp/screening/epigenetic/(エピジェネティッククロック検査)

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