京都御池メディカルクリニック[予防医療、検査、がん治療]

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ココロとカラダを整える

カラダを整えることでカラダの不調や悩みに対してアプローチができないだろうかということで、コンディショニングの与田先生の施術を今年度より当院で月・水・木にて受付始めました。皆様日常生活で座っている時間が長いように思いますが、いわゆる筋肉の凝りや痛みなど何かそういった不調はありますでしょうか?

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本内容はKBSラジオ「さらピン!キョウト」内コーナー「Dr.村西の健康ライフミーティング」内にて 本院院長・村西寛実がお話しした内容をコラムとして掲載しております。

「さらピン!キョウト」番組サイトhttps://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/sara/

コラム内容のラジオ録音  

◆西洋医学的なアプローチから

皆様の中にも、何かずっとカラダの調子が悪い、色々と診察や検査をして薬も貰っているけどあまり変わらない、そういった方がいらっしゃるかもしれません。私は基本的に内科医としてキャリアを上げてきましたので、西洋医学的なアプローチから検査して投薬することで改善できることがあればそれを優先しながら、難しい場合はそれに他のアプローチも加えていくという考え方で患者様お一人お一人を診させて頂いています。当院は保険の効かない自由診療のクリニックですので、まず患者様には保険診療における検査や治療をご提案して、それでも改善が無いようであれば他のアプローチ、例えばボディコンディショニングも選択肢の一つとして提案させてもらっています。

◆ボディコンディショニングの与田先生について紹介

卒業後岡山県で教員生活を6年送り、無名校のサッカー部の顧問に就任。チームのスキルは高かったが体力がない。そこで持てるスキルを活かす為、徹底してフィジカルを鍛え、その結果、県内の強豪校を抑えて全国大会出場まで導く。その後フィットネスクラブに転職。水泳選手、力士、競輪、競艇選手のフィジカルトレーニングを指導する一方で、中高齢者、特に心筋梗塞を起こされた方々の再発予防の運動も専門医と共に指導。その後、経営者としてフィットネスクラブを運営するも、6年前に大きく体調を崩し辞任。過酷な闘病生活を乗り越え、昨年より自宅でフィジカルをコーチングするだけでなく、ボディコンディショニングという概念を加えてプライベートジムを開業。さらに当院にてボディコンディショニングの施術も提供開始。

◆ウエイトトレーニングとファシアリリース

様々な方がウエイトトレーニングの指導を求めて来られますが、身体が非常に固い方がほとんどの為、正しいフォームを取ることができません。ウエイトトレーニングは正しいフォームを求めなければ効果も出ませんし、機能を高めることもできません。何より故障する可能性が高まります。ですから身体の固い方は気軽にウエイトトレーニングを始めることはお勧め致しません。とにかく柔軟性の獲得が大切です。この考えは肩こりや四十肩、腰痛、膝痛等の予防改善にも非常に効果的です。人は同じ姿勢を取り続け、同じ動作を繰り返していると筋肉を包んでいる薄い筋膜同士が癒着を起こし、更に筋肉内で静脈血が鬱滞します。そうなると柔軟性が失われます。これがいわゆるコリです。すると姿勢が崩れて関節や筋肉に痛みが生じます。これはMRIやCTではわかりませんが、身体は確実に悪い方向に向かっています。この状態から解放する手技はいろいろあり、クライアントの状態に合わせてミックスして全身に施術します。身体は一つのシステムなので、たとえ腰痛であっても全身に施術を施す必要があります。ファシアリリースを行うと癒着がある部分では多少の痛みを伴いますがお体の状態に合わせて行いますので、安心してお受けいただけます。

◆カラダに良いとされる食材『牡蠣』

皆様ご存知の通り冬が旬の食材です。当院で実施している栄養解析の採血では亜鉛が不足している方が多い印象です。牡蠣は亜鉛を豊富に含み、その他ビタミンB群なども豊富ですのでこの時期重宝する食材かと思います。

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