京都御池メディカルクリニック[予防医療、検査、がん治療]

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医療とフィットネスの融合、パーソナルトレーニングの新時代

6月から医師の監修のもとで一生ものの健康を手に入れる!ということを目指して新しいアプローチを始めました。私自身、健康ライフを送っていくためのベースにあるのが食事・栄養と運動の2本柱と考えており、クリニックで直接アプローチができればと思っていました。そこで私の専門知識と、トレーニングのエキスパート当院の専属トレーナーでもある与田で究極のパーソナルトレーニングを提供したいと考えています。

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本内容はKBSラジオ「さらピン!キョウト」内コーナー「Dr.村西の健康ライフミーティング」内にて 本院院長・村西寛実がお話しした内容をコラムとして掲載しております。

「さらピン!キョウト」番組サイトhttps://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/sara/

コラム内容のラジオ録音  

▶ 健康の2本柱 栄養と自律神経の調整

パーソナルというくらいですので「個々の健康状態とか目標に合わせてカスタマイズされたトレーニングプログラム」を提供します。普段から多くの方々の健康に関するお悩みを解決するため、保険診療とは異なる形で様々なアプローチをしております。例えば他の施設等で運動されている方が、経過のなかでカラダに痛みがでたり、ケガをされたりしておられる場合、当院で栄養状態の採血や酸化ストレスのチェックなどすると、その辺りへのアプローチが欠けている方が多くおられる印象を持っていました。最近は「パーソナルトレーニング」による骨折や健康被害が多発しているということで消費者庁も調査を開始したほどです。健康ライフという観点では、ビタミンやミネラルなどを中心として必要十分な栄養素の補充がなされていることと、自律神経の状態が良好な状態に維持できていれば、大病を遠ざけ健康体を維持していけると思っています。

▶ 医師監修のパーソナルトレーニング

医師の監修によるプログラムということで、すぐに運動をするわけではなく、最初に栄養状態を解析するための採血や、ケガのし易さを推測するための酸化ストレスの状態などの評価をし、その結果を医師の私とトレーナーで共有します。カラダの柔軟性や状態が悪いままでトレーニングをしてもその効率は非常に悪く、さらにはカラダのバランスを崩し、かえってケガや体調不良に繋がっていくこともあるからです。また、個々の栄養状態に合わせてサプリメントや、カラダの状態によっては総合的なアフターケアとして酸化ストレス対策によく使用している水素吸入、必要に応じて点滴療法も行って栄養素やビタミン、ミネラルなどを直接的に体内に補給することを提案し、その後の体調不良や疲労回復に役立てています。トレーナーの与田は経験十分で、現在も幹細胞治療という再生医療に合わせながら脳梗塞後の方のリハビリを兼ねたボディコンディショニングやトレーニングもしております。元気な方はもちろん、スポーツ選手への指導も行っているのでその辺りはご安心頂ければと思います。

▶ 日々の健康を維持するために

健康の2本柱といっていたもう一つの自律神経調整については、こちらも医療と融合させたフィットネスのアプローチを継続いただいて調整改善していくことを目指しています。適切な運動や総合的なアフターケアを含めたアプローチを組み合わせることで、ストレスホルモンの分泌を抑制してリラックス状態を引き出し、心地よい疲労感から睡眠の質を上げていくことで、自律神経調整に重要な役割を果たしていくと考えています。文献的にも高齢者におけるレジスタンストレーニングが、血圧や心拍数などの心血管系に関する自律神経に好影響を与えるといったエビデンスレベルの高いメタ解析の結果もありますので、日々の健康を維持して頂くため継続的に、そして医師としての視点も融合させた形で安全で効率的に進めていくことができればと考えています。「健康は日々の暮らしの積み重ね」健康の2本柱である栄養と自律神経に意識を向けていただけたらと思います。

◆カラダに良いとされる食材『トウモロコシ』

今回はトレーニングのお話でしたが、トウモロコシって実は糖分豊富でして、トレーニング後の炭水化物補充に最適ですし、ビタミンB,Cやカリウムなども含んでいるので回復に有用です。鶏肉などの何かタンパク質と一緒に食べて頂ければリカバリーに際してはなお良いかなと思います。トレーニング後でなくても食物繊維も豊富ですので腸内環境にも好影響です。旬に入ってきますのでぜひ手に取っていただければと思います。

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