検査MCIスクリーニング検査プラス
MCIとは?
MCI(軽度認知障害)とは、認知症の前段階のことをいいます。日常生活に支障はありませんが、適切な予防を行わずに過ごすと、5年で半数以上の方が認知症に進行すると言われています。認知症は生活習慣病の一つで記憶障害などの様々な機能の低下が症状として現れます。認知症患者様の約60~70%を占めるアルツハイマー型認知症は発症する約20年前から原因物質が蓄積され、認知機能が少しずつ低下していきます。
MCIスクリーニング検査プラスとは?
アルツハイマー型認知症は、アミロイドベータペプチドという老廃物が脳内に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。‘’MCIスクリーニング‘’はアルツハイマー型認知症の前段階であるMCIのリスクを調べる検査です。アミロイドベータペプチドを排除・毒性を弱める働きのある3つのタンパク質を測定しMCIのリスクを判定します。
判定結果はリスクに応じてA~Dの4段階にて評価されます。
検査方法
一回の採血(約3㎖)で検査を行うことができます。
ご提案している患者様
- 最近、物忘れが増えてきた…
- 生活習慣が乱れている…
- 友人や家族の話についていけなくなった
- 最近、段取りが悪くなっている
引用先(https://www.premedica.co.jp/project/mci_plus/)
(参考文献)
1. Arch Neurol. 1999;56(3):303-308.
2. NEUROLOGY 2001;56:1133-1142
検査の流れ(当院での治療は通院してお受けいただいております)
STEP-1 カウンセリング・問診医師が状態を診断し、治療の内容について詳しくご説明致します。
STEP-2 検査実施検査のために、約3ml採血いたします。
STEP-3 結果説明当院へ検査結果が到着次第、医師より結果をご説明致します。
結果によっては、追加の検査や定期的な経過観察などをご提案いたします。