京都御池メディカルクリニック[予防医療、検査、がん治療]

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検査免疫力検査

免疫系の細胞であるリンパ球の種類や数、機能を測定し、総合的に評価する検査です。
がんや感染症などに対抗するご自身の免疫力を数値化することで、治療方針の参考としたり、免疫力回復のアドバイスも行います。

検査対象:免疫力スコア判定免疫力グレード判定Tリンパ球年齢免疫力年齢

免疫力の低下とがんの関係

ヒトの体には、体内にこれまでなかった異物を見つけて攻撃や排除を行う「免疫」という機能が備わっています。例えば体の外部から侵入してくるウイルスや細菌の阻止や排除や、体内で発生したがん細胞などの破壊などを行います。
血液に含まれる白血球の一種であるリンパ球は、免疫担当細胞と呼ばれています。主要なものに、がん細胞を見つけ出して攻撃し排除する「T細胞」、ウイルスなどの抗体を生み出す「B細胞」、全身をパトロールしながらがん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃する「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」などがあります。
本検査では、T細胞を中心にB細胞、NK細胞の種類や数、機能を測定します。

<検査を行う主な免疫細胞とその働き>

T細胞

キラーT細胞…… がん細胞などを殺傷し排除する

ヘルパーT細胞…… 他の免疫細胞の司令塔の役割を果たす

ナイーブT細胞…… 樹状細胞によって活性化し、病原体に攻撃を行う

メモリーT細胞…… ナイーブT細胞が変化して免疫の記憶を行う

B細胞

細菌やウイルスなどの病原体(抗原)をと接すると、病原体を殺傷/直接攻撃する目印となるタンパク抗体を数多く生み出します。

ナチュラルキラー細胞

生まれつき備わっている自然免疫の一種で、ウイルス感染細胞やがん細胞を見つけ出し、すぐに殺傷します。

こうした免疫の働きは、主に加齢やストレス、不適切な生活習慣などによって低下します。特に加齢によって免疫力が低下すると、感染症やがんの発症率が高まることがわかっています。
がんの患者さまの体内では、このがんと闘う細胞の数が減る傾向が見受けられます。
免疫力検査で、ご自身の免疫力がどの程度あるのかをデータ化することによって、現在の体の状態を正しく把握し、将来の治療に役立てます。

検査項目

  • T細胞数(Tリンパ球)
  • CD4 T細胞数(ヘルパーT細胞)
  • CD8 T細胞数(キラーT細胞)
  • CD4T細胞数とCD8T細胞数の比率
  • ナイーブT細胞数
  • メモリーT細胞数
  • ナイーブT細胞数とメモリーT細胞数の比率
  • CD8+CD28+T細胞数(Tリンパ球年齢)
  • B細胞数
  • NK細胞数
  • T細胞増殖係数(免疫力年齢)

検査で判明すること

免疫力スコア判定
各項目の測定値をデータベースに基づき、高い(3点)、中位(2点)、低い(1点)の3段階の点数(スコア)を与え、その合計で免疫力スコア(SIV)として評価します。

免疫力グレード判定
免疫力スコア(SIV)を「危険」〜「充分高い」まで5段階にあてはめ、免疫グレードとして表現します。

Tリンパ球年齢
CD8+CD28(T細胞の活性化に不可欠な補助刺激受容体)+T細胞数は、年齢と共に減少します。その相関式を利用して、Tリンパ球年齢を算定します。免疫力年齢とT細胞増殖能力を推定する簡単な目安になります。

免疫力年齢
T細胞増殖係数は年齢と共に減少します。その相関式を利用して、免疫力年齢を算定します。総合的な免疫機能の目安になります。

検査方法

約10ccの採血を行います。

リスク・副作用

血液採取の際に、まれに皮下血腫・神経損傷などの合併症が起きることがあります。
免疫力の判定を行うものであり、確定診断を行うものではありません。

検査の流れ

STEP-1 カウンセリング医師・カウンセラーが状態を診断し、検査の内容について詳しくご説明いたします。

STEP-2 採血検査のために少量の採血を行います。

STEP-3 結果報告2〜3週間後に検査の結果と報告を行います。
結果によって追加の検査や、定期的な経過観察などを医師から提案します。

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