京都御池メディカルクリニック[予防医療、検査、がん治療]

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風邪をひきやすい人ほど“腸“が弱っています

健康ヲタクの看護師です。季節も進み段々寒くなってきましたね。皆さん体調管理はいかがでしょうか?季節の変わり目は体調が揺らぎやすく、発熱や鼻水、咳などの風邪症状が気になる方が多いのではないでしょうか?私は以前、風邪の引き始めに「悪化する前に治そう」と思い、内科を受診して抗生剤を処方してもらうことがよくありました。もしかすると、同じような対応をされている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、風邪の原因は細菌やウイルスなどですが、多くはウイルスが原因であるため、抗生剤(抗生物質)があまり効果的ではないこともあります。今回は、私の実体験と分子栄養医学の観点から風邪をひかない体作りについてお話ししたいと思います!

「あれちょっと風邪っぽい?」と感じて、抗生剤を内服している方…それ腸内環境を悪くしているかもしれません!!抗生剤を必要以上に服用すると、病原菌だけでなく腸内の善玉菌まで減少させ、腸内環境を乱す恐れがあります。つまり不調を感じて抗生剤を内服する習慣は、一見治ったと感じると思いますが、実は腸内環境を悪化させ別の不調を招いてる!ってことが多々あります。

腸内環境の悪化がなぜ免疫力の低下に繋がるのか…

腸内にはおよそ100兆個以上の細菌が存在し、免疫細胞の約7割が腸に集まっていると言われています。中でも善玉菌は腸内環境を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を防ぐだけではなく、免疫細胞のバランスを整える働きも担っています。

抗生剤の内服によって善玉菌が減ると、

・腸内がアルカリ性に傾き、悪玉菌が増える

・腸のバリア機能が弱まり、病原体やアレルゲンが侵入しやすくなる。

・免疫細胞(NK細胞・マクロファージなど)の働きが低下する。

といった影響が起こり、「腸の健康」は免疫力と深く関係していることが分かります。腸内環境が整うことでウイルスなどへの抵抗力が高まり、自分の免疫力を高めるケアを始めてみませんか?

抗生剤に代わる!?オリーブ葉エキスについて

オリーブ葉に含まれる主な成分には、オーレユーロペンとポリフェノール類があります。オーレユーロペンには抗菌・抗ウイルス・抗酸化作用があり、ポリフェノール類にも抗菌・抗ウイルス作用があります。すでに流行期に入っているインフルエンザやヘルペス、カンジダ、歯周病など、様々な症状に対しても効果が期待されます。免疫力を高めるビタミンDサプリメントと併用することで、腸を傷めずに自分の免疫力を育てながら負けない体づくりが可能です!

この冬は、体調を崩さないようオリーブ葉エキスとビタミンDサプリを活用して、心身ともに健やかに過ごしたいと思います。

サプリメントはMSS製品がおすすめです。医療機関で最も採用されており、サプリメントとしての衛生管理はもちろん臨床データもしっかりしています。口にするものだからこそ、安心安全・根拠があるものにこだわりたいと思います。

ご購入希望の方は、公式ラインにてお問い合わせください。

免疫力だけじゃない!腸内環境が左右する全身の健康

前回の恒成先生のコラムにもありましたが、「腸脳相関(gut-brain axis)」という考え方により、心の安定に関わる幸せホルモンと言われている、“セロトニン“という物質が約9割腸で作られており、腸内環境が整うと心まで安定するということが分かってきています。なんとなくの不調から受診しても、血液検査で異常なしと精神科を紹介されるケースがあるかと思います。お薬で症状は良くなるかもしれませんが、腸内環境を見直すこと栄養を最適値でコントロールすることで、対処療法ではなく根本改善ができるかもしれません。

当院では、リーキーガット検査(腸漏れ検査)や腸内フローラ検査、遅延型フードアレルギー検査などをご用意しているので、腸内環境の評価や食べ物による腸内環境の悪化について調べることが可能です。患者様のライフスタイルに合わせて治療プランをご提案します。栄養解析については看護師にも分子栄養医学の認定取得に向けて、最先端の知識をアップデートしております。患者様の栄養状態を評価し、心身のパフォーマンスを常にベストな状態へ導くサポートをスタッフ一丸となって行っております。

風邪をひきやすい、気分の浮き沈みが激しい、頭が重たい。こんな症状がある方は一度カウンセリングにてご相談ください。症状がない方も、腸内環境が気になる方や栄養状態について知りたい方、是非一度検査を受けてみてください。消化器内科の専門医だからできる的確なヒアリングと治療サポートで、体の内側から病気に負けない身体作り・心身の健康づくりを始めませんか?

まずはカウンセリングからお気軽にご相談くださいませ。

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